五十肩について

五十肩は正式名称を「肩関節周囲炎」と呼びます。全人口の２～５％の人がかかるといわれ４０～６０歳の女性に多く、また血糖値の高い人は約１０％増加するといわれます。

症状としては、肩の痛みが数週間から数か月かけて強くなりその進行は徐々にだったり急速だったり様々です。

また原因として医学的には解明されていませんが、五十肩の人に共通するのは猫背でまき肩・背骨の歪みがあること、また寝るときに横向きで下になっている肩に痛みが出る人が多いと感じます。

五十肩はすぐ治るものではなく早くても数か月、重症の場合１年後でも３割の患者様が何らかの痛みを有しているという報告や海外の研究では重症の場合、痛み止め・湿布・リハビリなどの治療をして３年経っても４％近くの人に痛みが残っているとの報告もありますがこれは肩関節しか治療していない結果ではないかと思います。

肩の痛みでも身体全体を診ることが大事です。